神谷についてAbout Kamiya

80年以上の歴史と、
受け継がれる想い

神谷の全員

岐阜県出身の祖父は、「一番おいしい牛肉を扱いたい」という志を持って、最高品質の牛肉を求めていました。そこで出会ったのが、マルタケ日野牧場を経営するマルタケ西川さん。以来、ブランド牛を一頭買いに近い形で仕入れることで、リーズナブルな価格で提供できるよう工夫を続けています。

戦後の困窮した時代に「苦しんだ人々においしいものを食べさせたい」という信念で食堂を開いた祖父。その揺るぎない想いは、レストランを経て、現在の肉屋へと受け継がれてきました。昔ながらの商店街や肉屋が減る現在、この多摩地区で地域に根ざした「特別な肉屋」として、これからもおいしいお肉とお惣菜を届けていきます。

神谷の店長

お客様の“いつものお店”であり続けるために

「うちの近くに、こんな素敵なお店があるんだよ!」
そんなふうに、地域の人がちょっと自慢したくなるような「街の名物」をつくりたいですね。
お肉屋さんは、ただお肉を売る場所じゃなく、地域の人たちが集まる温かい場所だと思っています。うちのお肉を囲んで、家族で食卓を囲んだり、友達と一緒に楽しんだり… そんなひと時のお手伝いができたら、うれしいです。
定番の近江牛はもちろん、カニクリームコロッケやアジフライ、さらには地元のしらたきや蜂蜜までそろう——。「神谷に来るとワクワクする!」と言われるお肉屋さんとして、多摩地区の魅力をもっと盛り上げていきたいと思っています。

神谷の肉

1938年創業、
変わらない味へのこだわり

「本当においしいお肉を届けたい」—— 創業以来、変わらぬ想いで、私たちは近江牛にこだわり続けています。それは、ただ単に近江牛が高級だからではなく、その旨味と柔らかさに惚れ込んだから。

口の中に入れた瞬間にとろける極上の食感と風味——それを感じれば、近江牛のとりこになるでしょう。
祖父の代から続く牧場との信頼関係があるからこそ、高品質のお肉をできる限り手の届く価格で提供しています。
高いものがおいしいのは当然のこと。でも、私たちは“手の届く贅沢”をお届けしたい——。それが神谷の信念です。

五代にわたり、
支え続けてきた食卓

現在の社長は5代目で、「神谷」という名前は、神谷町で開業したことに由来。祖父が戦後、おいしいものを食べられない方向けの食堂を開いたのが始まりです。

新橋や築地で仕入れをすることで、多くの方においしい食事を届けたい——その想いがレストランへ、さらに「本当においしい肉」を提供する精肉店へと広がりました。

近江牛は特別な日のものと思われがちですが、普段の食卓でも楽しめるお惣菜やお肉をご用意しています。「ちょっとおいしいものが食べたい」と思ったときに、気軽に立ち寄れるお店でありたいと思っています。

神谷のカレー

神谷精肉店の歩み

  • 昭和13年(1938)

    昭和13年(1938)

    港区 神谷町
    飲食店開業
    (現社長(5代目)原 慎一郎の祖父母)

  • 昭和25年(1950)

    昭和25年(1950)

    港区 田村町(新橋)
    飲食店・精肉店開業

  • 昭和37年(1962)

    昭和37年(1962)

    府中市・中河原駅前
    精肉店・レストラン&宴会場開業

  • 昭和39年(1964)

    昭和39年(1964)

    多摩市関戸4丁目(川崎街道沿い)
    精肉店・レストラン&宴会場開業(5階建て)

  • 昭和63年(1988)

    昭和63年(1988)

    現在の場所(多摩市関戸4丁目)
    精肉店・レストラン(4階建て)

  • 令和5年(2023)

    令和5年(2023)3月21日

    立て替え工事の為、レストラン閉店

  • 令和5年(2023)

    令和5年(2023)5月

    小山商店さん隣(多摩市関戸5丁目)
    精肉店 仮店舗営業開始

  • 令和6年(2024)

    令和6年(2024)9月

    元の場所(多摩市関戸4丁目)
    神谷精肉店リニューアル オープン

地域とともに育つ、神谷のこれから

  • 店写真01
  • 店写真02
  • 店写真03

昭和、平成、令和、どの時代にも、地域の皆さまの「おいしいね」の声に支えられてきました。
これからも“いつものあのお肉屋さん”として、変わらぬ味とまごころをお届けしてまいります。

地元とともに歩む、
神谷精肉店

  • 店員写真01
  • 店員写真02
  • 店員写真03

地域の病院や保育園へのお肉の提供は、1988年に現在の場所へ移転した頃から続いています。

また、地域のお祭りやイベントでは、屋台で唐揚げやビーフストロガノフ、メンチカツなどを販売しています。1日に1,000個以上売れることもあり、多くの方に親しまれています。

最近では、小学生たちが校外授業の一環で「地域のお店」として、当店を選んでもらえることもあります。そんな流れで地域の中で「神谷」の名前が挙がるのは、本当に喜ばしいことです。これからも、子どもから高齢者まで、世代を超えて愛さ続けるお店を目指していきます!

神谷の全員写真

いつものお肉、いつものお店。これからも変わらずに。

当店は、「ちょっとおいしいものが食べたい」と思ったときに、気軽に立ち寄れる「いつものお店」でありたいと思っております。

近江牛を扱っているため、当店を高級なイメージを持たれるかもしれませんが、特別な日だけでなく、日常の食卓にも気軽に召し上がれるようなお肉やお惣菜をご用意しています。特にハンバーグや唐揚げはお子さんにも大人気。中には「子どもの頃から神谷のお肉を食べていた」「大人になってもまた神谷のお肉が恋しくなって、食べたくなる」という、うれしいお言葉をいただくこともあります。神谷のお肉を通して、家族の思い出や素敵なつながりを生みだせるようなお手伝いができたらうれしいです!

神谷の全員写真